共著『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』が出版されました

3月31日、筆者が執筆に参加した共著書『どうすればエネルギー転換はうまくいのか』(新泉社)が出版されました。

化石燃料や原発など、旧来型のエネルギー源から再エネへの転換は、さまざまな意味で急務となっています。しかし、その過程で環境破壊をはじめとする社会問題が生まれていることも事実です。ではどうしたらいいのか、本書はまさにそこを深掘りしたものになっています。

本書は、再エネが導入された現場を訪ね、最前線の人々への地道な調査を重ねてきた研究者の方たちによってまとめられました。再エネへの評価をめぐっては、極論や「シロかクロか」という二元論が横行しがちですが、そうしたスタンスとは距離を置き、いま本当に必要なことがまとめられている内容になっています。専門書ではありますが、比較的容易に読めるので、エネルギーに興味のある方々にはぜひ手に取って欲しい書籍です。

なお筆者は、老朽団地の省エネ改修を通したドイツのまちづくりの事例を紹介しています。『日本のSDGs それってほんとにサステナブル』の1章でも少し紹介しましたが、今回はそれなりのボリュームで書きたいことをぜんぶ書かせていただきました。最前線の研究者と共に、さまざまな観点からエネルギーを捉え直す本の執筆に参加させてもらい嬉しく思います。

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