産経児童出版文化賞の贈賞式の動画が公開されました

先日、『もしも君の町がガザだったら』が大賞を受賞した、第73回産経児童出版文化賞の贈賞式の動画が配信されました。僕のスピーチは初めから47分くらいのことろからです。スピーチは3分ほどなので、ぜひご覧いただければ幸いです。

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ガザでは、名ばかりの「停戦」後にすでに1000人が殺害され、生存している人たちも過酷な状況に置かれています。その事実を伝えずにはいられませんでした。当日は喉にトラブルがあり、声が出にくい状況でしたが、なんとか最後までお話しできてよかったです。なお、胸に着けている白いハトのバッヂは、パレスチナの職人さんが真珠貝から作ったフェアトレード商品です。

贈賞式の中で僕が特に驚いたのは、選考委員の張替恵子さんのコメントでした。数ある作品の中で「もしも君の町がガザだったら」が過去にもないほどダントツの得票数で大賞に選ばれたと聞きました。それくらい、子どもの本に関わる人たちも、ガザの問題、子どもたちを取り巻く状況に心を痛めていたのだと思います。

文章を書く、本を作るのは(編集者との共同作業とはいえ)日々は圧倒的に孤独な作業です。この一文一文が、読んでくれる人の心にどれだけ響くだろうか、葛藤しながら、祈るように書いています。でも、こうした評価をいただいて、「いま自分に何ができのか」と苦悩しているのは、決して自分一人ではなかったのだなと、改めて感じます。関係者の皆さま、読者の皆さまに感謝いたします。