編集に携わった『なぜガザは戦場になるのか』が出版されました!

2月8日、筆者が構成&編集をした『なぜガザは戦場になるのか イスラエルとパレスチナ 攻防の裏側』(著:高橋和夫・ワニブックス プラス新書)が出版となりました!

いまも危機的な状況が続くガザ地区。すでに3万人近くの人々が亡くなっていますが、さらに220万を超える人々が飢餓や病気による命の危機に直面しています。そして、その人たちの元に、イスラエル軍地上部隊の攻撃が迫っています。

なぜこのような事態になっているのか、なぜ世界は止められないのか、いま改めて、パレスチナ問題の本質を考えるきっかけとしていただけると幸いです。以下、高橋和夫さんの「はじめに」より抜粋します。

「問題は2023年10月7日のハマスの奇襲によって発生したのではない。イスラエルとエジプトによるガザの封鎖とヨルダン川地区の長年の占領こそが、その背景にある。占領の問題を集約しているのが、ユダヤ人入植地の拡大だ。
 テロを生み出したのは封鎖と占領という構造的なテロであり、抑圧であり、暴力である。パレスチナの人々に尊厳ある生活への道筋を示さない限り、ガザの悲劇も、パレスチナ全体の苦しみも続くだろう。そしてイスラエルの人々にも、真の平和は訪れないだろう。」

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